ここでは、ケーキについて書きたいと思います。私の勝手な偏見かもしれませんが、スイーツといえばケーキを一番に思い浮かべます。中でもショートケーキではないのかと感じます。ケーキについて述べていきたいと思います。
ケーキの歴史について述べていきます。現在の形とは違いますが、古代ローマ時代には甘いパンがつくられるようになり、それがケーキの始まりだったとされます。アーモンドに蜂蜜を絡ませた一種のドラジェやプラチェンタと呼ばれる チーズケーキが作られたのも、この時代。デザートの習慣も始まっています。現在、私たちが食べているようなケーキがつくられるようになったのは、中世ヨーロッパの時代とされます。砂糖がヨーロッパにもたされたのは10世紀頃。 十字軍のエルサレム遠征をきっかけに イタリアの諸都市で砂糖を使ったお菓子が作られるようになります。今に伝わるような焼き方をするようになったのは、17世紀ごろのフランス料理が最初です。
日本でのケーキの歴史について述べていきます。日本に初めてケーキが伝えられたのは1543年にポルトガル船が種子島に漂着したことがきっかけとされています。その時に入ってきたのが、カステラでした。日本で最初のショートケーキは、大正11年(1922年)、 不二家の創設者『藤井林右衛門』によって販売されたもので、 スポンジを使って日本人向けに改良されたものでした。
ウェディングケーキの歴史は、古代ギリシャの時代から行われていた風習のようです。当時はひとかけらのビスケットを、粉々に砕いて、良き収穫と子宝に恵まれるようにと花嫁の頭の上にまかれたそうです。そのまかれたかけらには幸運が宿るとされ、招待客は競って拾い集めるという風習だったそうです。日本では「結婚後の夫婦としてはじめての共同作業」とか言ってますが、これには、「最初の食事を夫婦で分かち合おう」という意味がこめられているそうです。何段にも積み重なったウェディングケーキの歴史は18世紀末にイギリスのケーキ職人が、作ったのが始まりとされています。これが現在のウェディングケーキの定番スタイルとなりました。